会員様の慢性的な腰痛はほとんど改善しているカラダファインですが^^
それを証明している、腰痛ガイドラインの2019という本がありましたので紹介します。

『腰痛ガイドライン2019』とは

科学的根拠に基づいた診療(evidence-based medicine:EBM)ことを理念としている日本整形外科学会、日本腰痛学会が監修しているガイドラインです。

本ガイドラインでは、疫学的および臨床的特徴についてはBackground Question (BQ)として解説を加え、それ以外の疫学、診断、治療、予防についてはClinical Question (CQ)を設定した。それぞれのCQに対して、推奨度とエビデンスの強さが設定され、益と害のバランスを考慮して評価した。推奨度は、「1.行うことを強く推奨する」、「2.行うことを弱く推奨する(提案する)」、「3.行わないことを弱く推奨する(提案する)」、「4.行わないことを強く推奨する」の4種類で決定する。
ケアネットより引用 https://www.carenet.com/news/general/carenet/48021

腰痛に苦しむ患者様がどの治療が実際に効果的なのか道標となる本ですね。

弱く推奨する治療が保険診療?

ガイドラインでは整形外科や接骨院などで保険診療で認められている、治療法(物理、装具療法、注射療法、神経ブロック、手術療法(腰椎固定術))は推奨2の(行うことを弱く推奨する)となっている。

やったほうがいいかもよって感じですかね。

強く推奨されているのは、運動療法と痛み止めの薬

慢性腰痛には運動療法を行うことを強く推奨、更に腰痛の再発予防でも運動療法が強く推奨されています。

行うことを強く推奨されているのは痛み止めの(非ステロイド性抗炎症薬(ロキソニンなど))と運動療法のみです。

腰痛には痛み止めで痛みを軽減し、活動量を維持して、改善のため、また再発予防のため運動をすることが、最善の治療ということなんです。

なお、痛み止めの薬には胃の状態を悪化させる場合があるので、常用は控えたほうが良さそうです。

運動の種類や方法については、まだまだ信憑性の高い統計は揃っていないのか、研究段階のようですが、腰痛を治すのに安全かつ効果的な方法は運動療法なのは間違いないようです。

運動が一番の薬ってことですね。

合同会社カラダファイン 梁川玄太