私たちは膝の痛みがあるお客様によく

「痛みの原因は痛い場所にない」

とお話しすることがあります。

 

それは膝の痛みを抱えた人の歩き方を見ると

股関節や足関節、足部に問題があり

膝が動揺することがあるからです。

 

膝がぐらつくと

膝の関節軟骨は磨耗しやすくなり

それにより周辺組織に炎症が起こったり

筋肉が過緊張を起こすことで痛みが生じます。

 

よく膝がぐらつくことを膝が笑うといいますが、
(笑うということはおそらく揺れるということの比喩表現)

実際にひざを笑わしてみると

笑っているのは膝というよりも

股関節だということに気づきます。

ということは膝が不安定で痛みが出しやすい人は

股関節が笑っているのをやめさせる

必要があるということです。

 

股関節の笑いは、お尻の側面や深いところにある

筋肉が作用していないことが多いので

このようなエクササイズを提案しますが

カラダを機能的に統合的に考えると、

他にもアプローチが必要になることが多く

なかなか笑っている股関節を止めるのは

根気がいることです。

 

ですが、一生付き合わなければいけない、

お膝のためには

これ以上、股関節を笑わせとくわけにはいけません。

 

カラダと向き合う時間、パーソナルトレーニングを受けて

股関節の笑いを止めましょう。

未来の健康をサポートするパーソナルトレーナー

梁川玄太