先日、imok株式会社代表小林俊夫様のセミナー
「トレーナー&インストラクターが知っておきたいバイオメカニクスの基礎基本」
に参加してきました。
バイオメカニクスはトレーナー試験の際に随分苦しめられた分野です。
バイオメカニクスとは日本語で「生体力学」という意味で、
物体における運動とそれを引き起こす力を扱う「力学」がベースの学問です。
力学には普遍的な法則があり、
バイオメカニクスはそれを応用して我々の身体における
運動や構造を説明する学問です。
みなさんに馴染み深いワードだと「てこの原理」も含まれます。
なにやらえらく難しそうですね。
しかし人の動きや姿勢を見る上で大変重要な学問であり、
人の体を扱う指導者は必ず理解しなくてはいけない部分であると再認識しました。
今のトレーナー界は優秀なメソッドが多く錯綜していますが、
どのメソッドもこういった普遍的な基礎基本、原理原則にのっとっています。
どんなに良質な食材が揃っていても、誰もがそれらをうまく扱って
美味しい料理を作れるわけではありません。
良質な食材が手に入りやすくなった昨今、
基礎基本、原理原則を理解した上で
取捨選択を繰り返しどう自分なりの献立を作成し、
完成した料理を提供するかが
今後重要になってくるのではないでしょうか。
カラダファインパーソナルトレーナー
広沢玄太