こんにちは。
ティップネス草加・川口パーソナルトレーナーの広沢玄太です。
みなさんは「深層外旋六筋」をご存知ですか?
深層外旋六筋は、股関節の外旋(外にひねる動き)に作用する
梨状筋、大腿方形筋、内閉鎖筋、外閉鎖筋、上双子筋、下双子筋
これら六筋の総称になります。
この深層外旋六筋はその名の通りお尻の筋肉をめくった身体の深層に位置し、
安定した状態で股関節を動かす上でとても重要な筋群です。
それはなぜか?
股関節を扉に例えると、この深層外旋六筋は
蝶番の役割を果たしているからです。
蝶番がゆるゆるだと扉を安定して開閉できませんよね?
この不安定な扉の開閉が私たちの股関節でも起こりうるのです。
その結果、股関節を動かすたびに関節面の不良な運動パターン(グラグラ)が積み重なり
様々な股関節疾患を引き起こしてしまいます。
逆に、股関節の蝶番である深層外旋六筋がしっかり働いていれば
関節面の安定性を保ったまま股関節を動かすことができます。
写真は深層外旋六筋のエクササイズ例です。
みなさんも、深層外旋六筋をエクササイズして
痛みなく長い間、美しく歩いていられる股関節を手に入れましょう。