こんにちは!草加パーソナルトレーニングジム「カラダファイン」トレーナーの広沢です。
皆さんは「骨盤の歪み」を気にした事はありますか?
近年では骨盤矯正の仕方や骨盤矯正グッズなど、多くの雑誌やメディアで取り上げられています。
そこで今回は「骨盤の歪み」とはそもそもどういった状態か?どんな症状があるかを詳しく解説していきます。
また、骨盤が歪む「原因」と「改善ストレッチ&エクササイズ」も合わせてお伝えしますのでぜひ最後までお読みください!
骨盤の骨自体は歪まない!
骨盤とは真ん中の「仙骨」と左右の「寛骨」から構成されております。
「骨盤の歪み」と聞くと骨自体がぐにゃぐにゃに曲がっているイメージがつきそうですが、決してそんなことはありません!
それではどのような状態を「骨盤の歪み」というのでしょうか?
それは仙腸関節や恥骨結合などの骨と骨の合わさった「関節」がずれたり、
骨盤を支える「靭帯」が緩むことで、骨盤の左右の高さが変わったり開いてしまうことで歪んでみえるのです。
骨盤の歪みからくる症状
下腹ぽっこり
骨盤が歪むことで、骨盤上部に付着する腹筋が正しくはたらきづらくなり、下腹がぽっこりします。
下半身太り
骨盤が歪むと、腿の裏や内転筋などが弱化して、逆に腿の前や横の筋肉、ふくらはぎなどを過剰に使ってしまうことでアンバランスに筋肉がついてしまいます。
垂れ尻
骨盤が歪むことでお尻の筋肉がうまくはたらかず、お尻と太ももの境目がなくなったり垂れ尻になってしまいます。
腰痛
骨盤が歪むと、仙骨からつながる背骨の歪みにもつながります。その結果、腰の背骨への負担が増えて慢性的な腰痛の原因になる可能性があります。
尿もれ
骨盤が歪むことで骨盤に付着する骨盤底筋がはたらきづらくなります。その結果尿もれなどの排尿障害の原因になる可能性があります。
骨盤の歪みの原因
骨盤が歪む原因は様々ですが、以下の習慣や出産・育児などのライフイベントで歪んでしまうことが多いです。
- 椅子に座っている時間が長い
- 足を組む
- 片足に体重をかけて立つ
- ハイヒールを履く
- 出産&育児
長時間同じ姿勢や、偏った体の使い方が原因になりやすいです。
また出産後はホルモンの関係で骨盤周りの靭帯が緩んで広がりやすくなったり、長時間の抱っこ姿勢も骨盤を歪ませる原因になります。
骨盤の歪みの種類
骨盤の歪み方は十人十色ですが、現場でよくみられる歪み方をご紹介します。ご自身の症状と照らし合わせて見てください。
骨盤が過剰に前傾した歪み
・特に女性に多い
・反り腰を伴う
・ハイヒールを履く方に多い
症状:腰痛、下半身の張り、下腹ぽっこり
ハムストリングや腹筋群の強化が大切です。
骨盤の上側が開いた歪み
・産後の女性に多い
・骨盤前傾を伴う
症状:骨盤が横に出っぱる、下半身太り、O脚・X脚
腿の前やお尻のストレッチ、内転筋の強化が大切です。
骨盤が左右に捻れた歪み
・片足に体重をかける立ち方
・足を組む癖
・腹筋のアンバランス
症状:骨盤の高さの左右差、腰痛、側弯、股関節痛、膝痛
捻れの方向に応じたエクササイズとストレッチが必要です。
骨盤の歪み改善ストレッチ&エクササイズ
骨盤の歪みを改善するストレッチ
・ロックバックアダクターストレッチ
・ブレッツェル1.0
・ウォールプッシュ
骨盤の歪みを改善するエクササイズ
・ランバーフレクション
・ニートゥーヘッド
・アダクターライイング
まとめ
骨盤の歪みは日頃の生活習慣や運動不足、出産など様々な要因で起こります。
まずは歪みの原因となる悪習慣を減らし、筋肉や骨盤のポジションのアンバランスを整えましょう。
また今回紹介したストレッチやエクササイズを継続しておこない、普段から歪みづらい整った骨盤を目指しましょう。
「カラダファイン」でのパーソナルトレーニングは上記のような骨盤の歪みに対する評価やアプローチを、個々人に合わせて丁寧におこなっております。
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