先日、kinetikos様主催の歯科医と運動指導者や治療家が対象の「運動指導者と歯科医の連携」というセミナーに参加しました。
内容は専門的な部分が多いのでここでは、クライアントの皆さんに参考になる部分を紹介します。
どちらの姿勢でかみ合わせを良くするべきでしょう?
と考えれば専門家でなくても想像はつくのではないでしょうか。
逆もしかりで、いくら姿勢や機能改善しカラダを整えても、咬合があっていなく、口呼吸の状態では、カラダは正常に働かないこともあるかもしれません。
姿勢と咬合、両方からアプローチし、連携が取れていれば、多くの方の健康に貢献できるのは明確であり
講師の石田先生が北斗の拳で例えていた、一箇所の秘孔を打つ(アター)より百裂拳(アタタタター)のような様々なアプローチが有効という例えは秀逸でありました。
後半のアスレチックトレーナーでセミナー講師として人気の近藤拓人さん
こちらの著者です。
複数の不定愁訴を抱えた方はカラダを緊張している方が多く。
慢性的に様々な不調、いつもどこか痛みを抱えた方、頭痛、不眠、めまい、不安神経症などの神経的に緊張状態の方がさらに筋トレや激しい運動をしてしまうと、長期的にカラダが改善しないどころか、悪化してしまうケースがよくあること。
また可動性においても「カラダが硬いから動けないのではなく硬くならざるをえないのでは?」と考えると脳神経的にカラダを硬めていたら、ストレッチなどだけのアプローチではカラダは動かしやすくなりません。
そこで感覚運動システムを考慮し、インプットの足りないところを補いまた正常化し、脳を安心させ、結果アウトプットを変えていく。
他のセミナーで予習をしていましたが、もっと詳しく知りたいと思う、興味深い内容でした。
今回の学びをふまえ改めて、今すぐ実践できることを二点挙げるとすれば
「舌を上顎に固定し鼻で呼吸するように心がける」
「カラダの緊張がある方はカラダを丸めて呼吸をする」
合同会社カラダファイン 梁川 玄太