サッカーのカットインや方向転換では、筋力やスピードだけでなく、身体を効率よくコントロールする能力が重要です。

カラダファインでは、動きを言葉で教え込むだけでなく、自然に身体が反応する「運動学習」を大切にしています。

今回は、方向転換に関わる2つのアトラクターを引き出すトレーニングをご紹介します。

アッパーボディファーストとヒップロック

① アッパーボディファースト

方向転換の際に、上半身が先行して次の進行方向へ向かう動きです。

今回のエクササイズでは、チェストパスを利用して、自然と胸や肩がターン方向へ向く動きを引き出しています。

② ヒップロック

片脚で身体を支えながら、骨盤と股関節を協調させてコントロールする動きです。

ハードルを越える課題によって遊脚の引き上げを促し、支持脚側で骨盤をコントロールする能力を養います。

これらは、効率的なスプリントや方向転換につながる動作の特徴として注目しています。

頭で覚えるより、身体で学ぶ

カラダファインが大切にしているのが、制約主導アプローチという運動学習の考え方です。

「膝を上げて」「胸を回して」と身体の動きを細かく指示するのではなく、

「目標にボールを投げる」
「ハードルを越える」

といった外部の課題に意識を向けてもらいます。

このように身体の外側に注意を向けることを「エクスターナルフォーカス」と呼びます。

適切な課題や環境を設定することで、選手自身が効率的な動きを発見し、無意識にも実行できるようになることを目指しています。

トレーニングをサッカーのプレーへ

重要なのは、エクササイズが上手になることだけではありません。

身につけた動きを、実際のカットインや方向転換で活かせるようにすることです。

そのためには、相手の動きに反応する、方向を瞬時に判断するなど、徐々にサッカーに近い状況へ発展させることも重要です。

「教えられた動き」から「自然に使える動き」へ。

カラダファインでは、ジュニアアスリートの将来につながる身体づくりをサポートしています。

カラダファイン ジュニア体幹スクール

埼玉県草加市で、9〜15歳を対象に少人数制の体幹トレーニングを行っています。

サッカーに必要な体幹の安定性、スプリント、方向転換、身体の使い方を専門トレーナーがサポートします。

執筆:梁川 玄太
合同会社カラダファイン 代表
鍼灸師(国家資格)/パーソナルトレーナー
トレーナー歴約25年